ママさんナースみなみです。女性にとって、仕事と家庭、育児の両立は常に大きな関心事になっています。看護師は女性が多く、医療機関は育児中の看護師に短時間勤務制度を提案する等の対策を取ることによって、少しでも多くの看護師を確保しようと必死です。

今回は、育児短時間勤務をした場合の給料や生活について書いていきます。

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育児短時間勤務って?

育児短時間勤務とは、育児中の人が仕事と育児を両立させるために設けられた制度です。一般中小企業で取り入れる会社はまだ少ないですが、大企業や、働く女性の多い病院等では取り入れられることが増えてきました。

基本的に、制度を利用できるのは就学前の子がいる人を対象としています。男女ともにこの制度を利用することが出来ますが、実際に利用しているのは、まだ女性のほうが圧倒的に多いようです。

勤務先との話し合いによって、勤務時間や曜日、配属先を決めることが出来るというのが最大のメリットです。

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給料が心配だけどどのくらいもらえるの?

常勤でこの制度を利用する場合は、給与を時給換算した上で、働いた時間に応じて給与が支払われるしくみになっています。

しかし、勤務先によってはしくみが全く異なり、育児短時間勤務を利用中は非常勤扱いとして雇用されることもあります。給与は、働いた時間と時給で変わってきます。しかし、常勤や夜勤が出来る看護師と比較すると、給料には大きな差があることも事実です。

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常勤で働く場合と比較して、年収に差は出る?

常勤看護師はボーナスの支給や夜勤手当など、様々な加算があります。一方で、育児短時間勤務を利用する場合はこのような手当がないか一部制限されている場合も多いので、年収を比較すると、常勤より低くなることも多いようです。

勤務時間によって異なりますが、年収は常勤の4~7割程度であることが多いようです。

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どのくらい働けば生活できるかな?

配偶者の就労状況や居住地域によって、生活にかかるお金も変わってきます。

そのため、一概には言えませんが、配偶者が働いている場合は、週に2~3日、1日6時間程度の勤務をすれば扶養範囲内で働くことができ、家事・育児と仕事を無理なくこなせる生活が送れると思います。

育児も大切ですが、たまの息抜きとして、短時間勤務を利用して働くことで、メリハリのある生活を送ることも可能です。様々な社会資源を利用しながら、自分らしく生活する方法を見つけたいですね(^^)