病棟看護師と違って、特養や老健、有料老人ホームには、たくさんの介護スタッフがいます。
老健などの施設長や責任者は、看護師ではなく介護のスタッフがボスのことも少なくありません。
- 看護記録 - 観たいところをタッチ♪
看護師と介護員の大きな溝!
看護師には看護、介護員には介護ののそれぞれのやり方や意見があります。
看護ケアの観点から見ると、介護スタッフの対応が「利用者さんに対する、この対応はひどすぎるわ!」と目にあまり、
看護に対する情熱が災いになり、つい喧嘩腰しで話してしまう。
介護員は「何、新人のくせに。介護のことわかっていないくせに」と反感をかう、という悪循環がはじまります。
このような衝突が起きて老人ホームで働く看護師は、人間関係に悩む場合は少なくありません。
そればかりではなく、介護スタッフの中には、密かに「あたしも看護師になりたかった」スタッフもいます。。 介護業界はお給料が少なめの業界になってしまったため、いろいろと生活に苦労している人もいます。。看護師の方が年収や給与は圧倒的に高いのです。
そのような違いから生まれる「嫉妬…」。。。
その鬱憤のした不満が積もりに積もって、介護員のパワハラやいじめが起こってしまうのですね!
看護師も強気な人も多く、これは「利用者さんのためなのよ、負けちゃダメだわ!!」となると、なかなか引けませんヾ(@°▽°@)ノ
一度、ギクシャクしてしまうと修復は大変になりますから、介護スタッフを仲間として大切にしていきたいです。
時には看護師が優しく教えながら時には看護スタッフに教えてもらいながら、お互い学び看護と介護をうまく連携したいものです。
何よりも利用者さんにとって、過ごしやすい施設になるといいですよね。
<
コツは喧嘩腰でいかず、辛抱強く軽やかに思いやりを持って対応することですね。
馬鹿にした言動をすると、相手もそういう態度にでやすいので注意が必要です。
「相手は知らないだけ…」という優しい目で教育することが大事なんですね。しかも、古参のスタッフや上司であれば、腰を低く、立てながら話さないといけないわけです。
これがまた大変!!ヾ(@°▽°@)ノ
「特養看護師もう嫌だ”」「でも頑張らなきゃ!」みたいな思いもあるでしょう。
もちろん看護師のみなさんも、いじめに加担しちゃダメですよ!
利用者さんに対するいじめも…。
いじめは看護師に対してだけではなく、利用者さんに対しても目を配る必要があります。
「人がいないところで認知症の利用者さんを怒鳴りつけるなんて なんかの間違いじゃないの!?」
「この昼ドラみたいな展開は一体!?」…と思う目を疑うような展開が待っているという噂も聞いたことがあります。
パワフルにいい職場環境にしていける強いナースになりたいところです。
実際、やり手の看護師がよい職場環境を作っていった、という話もあります。
しかし、その一方で看護ケアについて理解してもらえずとてもストレスを抱えている看護師もいます。
ひどいと、うつ病になる心配もあります。とくに老健は看護師の数が少なく、場合によってはひとりということもあり孤立ししがちです。。ナースがひとりぼっちだから、勢力争いになるとフリなってしまうのですね…。
古参の職員や上司を説得すること、ましてや看護と介護の溝がある職場環境を変えていくことは非常に大変なことです。
どうにもならない場合は、キッパリとブラックな施設からは転職した方がいいかもしれませんね。
ただ、ブラックな施設に入ってしまった利用者さんのことを思うと心苦しいですね。
せめてこれだけは提案して変わらなければ、辞めるという最後の勝負をしてもいいかもしれませんね。
これから老人ホームに入ろうと検討している看護師は、心配になってしまったかもしれませんが、施設長やスタッフのみなさんが一丸で頑張っていてよい職場環境の施設もたくさんあると思いますよ。
心配な人は、派遣看護師として勤務していれば、身を引きやすいです。
逆に、施設長も介護スタッフも思いやりがあり気に入れば、そのまま正社員になってしまう手もあります。
あるいはよくあるのは、働くのには差し支えない職場だな、ってこともあるかもしれませんね。
どんな職場であろうとも、過ごしやすくよい職場環境になっていくといいですよね!
一緒に読みたいおすすめの看護師の記事
もしもどうしょうもないときは転職を考えるのもひとつの手です。
イジメ対策の記事はこちらです。