甲状腺疾患専門病院の看護師直伝、仕事内容や役割・求人について

現役看護師の、ののんです。私は甲状腺疾患の専門病院にて勤務していましたので、看護師の業務内容を説明したいと思います。

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甲状腺疾患専門病院の特徴　どんな患者さんがいるの？

甲状腺疾患の専門病院は、その名の通りバセドウ病、橋本病、甲状腺炎といった甲状腺疾患を専門とする病院です。専門病院というだけあり、甲状腺疾患に対して薬物治療・外科的治療・放射線治療を組み合わせ、患者様に最適な治療を行っています。

その疾患の特性上、患者様は圧倒的に女性が多く、年齢は２０代から５０代が多いです。病棟への入院目的としては、検査目的・手術目的での入院が大部分を占めています。そのため、患者様の入退院のサイクルがとても早いのも特徴の一つです。

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看護師の仕事内容としては、バイタルサインの確認・点滴・採血・日常生活の援助といった一般的なケア、手術の介助・術前指導・術前術後管理といった手術を受ける患者様のケアが主になります。入退院が多いため、アナムネ（病歴や生活習慣など）聴取や退院指導もとても多いです。

また、放射線治療を受ける患者様への入院時の説明も看護師が行っていました。放射線治療に関しては、過剰に不安を感じる患者様が多いため、しっかりとした知識を身につけ患者様の不安を軽減できるように説明を行うことは看護師の重要な役割となります。

病院により異なると思いますが、私が勤めていた病棟は７対１看護を行っていました。急性期の患者様を看るため、基本的には７対１看護を取り入れている病院がほとんどではないでしょうか。

甲状腺疾患専門病院の給料は、病院や勤務年数などにより異なると思いますが、病棟では夜勤もありますので月収30万円程度が平均ではないかと思います。私の勤めていた病院は外来看護師と病棟看護師は兼任していたため、給料の差はありませんでしたが、外来専門の看護師は少し安めの25万程度が平均だそうです。

専門病院というと敷居が高そうな気がしますがそんなことはありません。より疾患に詳しくなるためには専門病院に勤務するのが一番の近道と言えるでしょう。甲状腺疾患に強くなりたい看護師さんは是非専門病院を検討してみてください。

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