介護士あがりの看護師みなみです。今日は、老健や特養の看護師さんの本音に付いて書いてみますね。
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看護師と介護福祉士と対立は考え方の違いからくる!?
病院でも、老健や特養などの施設でも、看護師と介護士の間には見えない壁があります。
その壁を取り払わない限り、二つの職種の対立を止めることは、難しいかもしれません。看護師は、厳しい実習や国家試験をパスして資格を得たという自負があります。人の命に関わる仕事で、医療過誤ともなけば看護師免許を失うことにもなるため、ストレスは図り知れません。
看護師は、疾病や人体の構造・機能という側面から人間を捉えることが多いようです。一方で、介護士は、生活という視点から人を捉えることが多いと言われています。
両者とも、患者様や入居者様を思いやって仕事をしていますが、お互いのプライドが邪魔するせいか、対立は免れないのかもしれません。
看護師と介護福祉士と連携はどのようにしたらうまくいく!?
看護師も介護士も、どちらも専門職です。
お互いをプロフェッショナルだと受け入れて連携していかなければ、患者様や入居者様に一貫したケアは提供できません!
看護師の中には、介護士というだけで目の敵にする人がいますし、プライドが高くて態度が悪い看護師もいます。介護士の中には、講習を受けたのみのヘルパーさんもいますし、人によっては知識や技術に大きな差があります。
二つの職種が連携を図るには、お互いの良い点を認め、直すべき点を改善していく必要がありそうですね。
老健や特養の看護師や介護福祉士の本音
老人保健施設や介護老人福祉施設の看護師の仕事は楽だと言う人もいますが、施設は今とっても人手不足なんです(T_T)
本音を言わせてもらえば、要介護度5の医療依存度の高い人を入居させるなら、もっと人手を増やして欲しい。
平均寿命も上がって、入居者様の介護度が年々上がってくることが目に見えています。働きやすい環境作りが、医療事故防止のために必要だと思います。
介護士の本音としては、給料が安すぎます。
夜勤もして、体力も気力も使って、月収は20万にも満たないことがあります。給料が低いとモチベーションも下がるし、仕事の質の低下にも繋がります。男性介護士は、家族を養うのが難しいから仕事を辞めるというこの現状、どうにかしてほしいです。
看護師も介護士も、それぞれの思いを抱えながら日々仕事をしているようですね。
でも、入居者様を大切に思う気持ちは一緒♪
連携しながら、良い施設作りをしていきたいものですね。