ナースみなみです。今日は、仕事の失敗で落ち込んでいる看護師さんのために、簡単なアドバイスをさせていただきたいと思います。
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新人看護師のヒヤリハットから転倒のインシデントまでありがちな事例
新人看護師なら、一度は経験するヒヤリハット。気を付けていたとしても、ちょっとした気の緩みで、それがインシデントに繋がることもあります。
病棟に高齢者が多い中で一番発生しやすいのが、転倒です。術後の患者さんには早期離床・早期退院を看護目標に設定することも多いのですが、入院によってADLが低下した高齢患者さんが術後に歩行訓練をしていたら、転倒したというインシデント報告をよく耳にします。
また、転倒リスクがあるにも関わらず、トイレの度にナースコールを押すのは悪いからと思い、自分でトイレに向かう途中に転倒、ということもよくある話です。転倒は看護師の責任なので、新人看護師は失敗ばかりしている自分を責めてダメな看護師だと思い込み、辞めたいと看護師長に訴える人が出てくるのも珍しくありません。
失敗と改善方法、先輩看護師への相談
人は、失敗から学びます。新人看護師はたくさん失敗をして、そこからたくさんの学びを得て、一人前になっていくのです。何度も同じ失敗をして先輩看護師に怒られ、落ち込む人も多いでしょう。でも、そんな先輩ナースだって、初めは新人でした。
ミスをしたら、また次に気を付ければいいのです。どうしてミスをしたか、その原因を受け止めましょう。どうしても気持ちが晴れない時は、同期や信頼する先輩ナースに相談するのも一つの改善策です(^^)
看護師の辞める？辞めない？
インシデントを起こしたことが怖くなり、それを隠蔽する人がいます。しかし、隠した嘘はどこからかバレてしまうもの。隠蔽したことが公になれば、職場でイジメに遭うこともあります。
仕事が失敗続きだと、辞めたくなりますよね。でも、辞めるのは簡単です。仕事を辞める前に、新たな気持ちでもう1日だけ乗り越えてみませんか？看護師のあなたが来るのを待っている患者さんは、たくさんいます。また、入職当時と今を比べてみてください。
少しかもしれませんが、成長しているはずです。頑張っている自分を褒めてあげてください。1年後には、看護師として更に成長したあなたがいるはずです♪
ヒヤリハット報告は、事故を未然に防ぐためにするものです。人間は完璧ではないので、ヒューマン・エラーは完全に防ぐことが出来ません。大切なことは、ミスを隠さずに失敗から学び、少しでも早く一人前の看護師になることではないでしょうか(^^)
