「老人保健施設(老健)」と「特別養護老人ホーム(特養)」の違い、についてまとめていきます。読みたいところから読んでくださいね。
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老健と特養の看護師の配置基準
看護師の配置基準ですが、老健は利用者さん100にあたり9人です。特養は利用者さん100にあたり3人です。
詳しい人員基準を知りたい方は、厚生労働省の資料をみてくださいね。
老健の特徴
- 「老健」には常勤の医師がいます。
- 「老健」の方が医療系の施設に近いです。
- リハビリステーションスペース(機能回復訓練室)で理学療法士たちが働いています。
- とはいえ、医療処置が多い利用者さんは、施設入所自体ができないので、思ったより多くありません
- 「療養型病院」や「回復期リハビリ」より医療行為は少ないです。
- 「老健」の利用者さんは、長期間滞在しない場合が多いです。
- 「老健」の方が看護師が多いです。
- 「老健」は夜勤ありです。
- 「老健」の方がナースに人気です。医療施設に近いからでしょう。
- 「老健」は医療法人が運営。
特養の特徴
- 「特養」は嘱託医はいますが、他の病院の医師や開業医です。
- 「特養」は社会福祉法人が運営。
老健も特養も看護師の仕事内容はそんなに変わらない!?
ただ、業務内容にそれほど違いがありません。
医療行為は、少し違いがある程度です。
看護師の役割は、バイタルチェック、膀胱留置カテーテル、
痰の吸引、経管栄養、ジョクソウの処置、ストーマパウチの交換、薬のセッティング、看護日誌(入所者記録)などです。
介護士との役割分担ですが、食事介助・入浴介助やオムツの交換は施設の方針によります。
やらない場合とやる場合がありますが、余裕があれば手伝ったりするい職場環境がいいですよね。