看護師のちぃです。
看護師は残業の多いイメージ。
私も転職経験がありますが、各々の職場で定時帰宅が出来るか出来ないかはまったく異なります。「定時で帰りたい!」そんな希望のある看護師さん必見です!
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定時で帰れない仕事(残業ありの仕事)
看護師の求人を見てみると、月平均の時間外勤務時間が記載されている場合があります。その内容は「5時間以内」であったり「10時間程度」であったりと、それぞれの求人先によって様々です。
残業が当たり前のイメージがある看護師ですが、すべて残業が当たり前ではなく、定時で帰りにくい傾向のある分野はある程度予測できます。
定時で帰るのが難しい=残業が多いと予測できる分野は、
- 急性期
- スタッフ不足の救急
- スタッフ不足の病棟
が挙げられます。
急性期では患者さんの積極的な治療や処置が多いのでその分看護ケアも多く多種多様になります。
また、患者さんの状態の変化も著しいため、急な対応が求められたりスケジュールの変更があったりなどで時間内にやらなくてはいけない業務を終わらせることが難しく、カルテ記録などのデスクワークが残ってしまい残業になる傾向が多くあります。
救急や病棟は「スタッフ不足」という部分がポイントです。
元々、救急や病棟というのは急性期と同様スピードのある忙しい分野でもあります。
患者さんの対応に迅速さが求められたり、入院している患者さんに対しての看護ケアが様々あったりするので、ここに人手不足が発生してしまうと、看護師一人一人にかかる負担がものすごく大きくなります。
その結果、看護師が抱える業務の内容や量、責任はとても大きいものになり、日々残業になってしまう傾向にあります。
定時に帰れる仕事(残業なしの仕事)
では、反対に定時に帰れる看護師の仕事にはどのようなものがあるのでしょうか?
残業が少ない分野として、
- 精神科
- 慢性期
- 手厚いスタッフ配置の救急
- 大きな総合病院の外来
- 一般企業
- 大学・保健室
- クリニック
があげられます。
求人情報自体に「残業ほぼなし」や「定時帰宅可能」などの記載があれば、これ以外の分野でも定時に帰れる場合もあります。
慢性期では、積極的な治療や処置、看護ケアが少なく、看護師以外にもヘルパーさんや介護福祉士などのスタッフが配置されているので業務の役割分担がしっかりされているという点から、時間内にやらなくてはいけない業務を終わらせられる傾向にあります。
また、精神科も残業の少ない分野と言われています。
精神科にも急性期、慢性期はありますが、比較的スタッフが充実している分野であること、精神科特有の看護ケアが中心であることから残業が少ない傾向にあるようです。
同じ救急でも「手厚いスタッフ配置」の救急では、看護師一人一人にかかる負担が軽減され役割分担もきちんとされているので、定時に帰れる傾向にあります。
急患対応が入ったとしてもスムーズな引き継ぎが可能であれば定時帰宅ができます。大きな病院の外来も同じことが言えるでしょう。
一般企業の看護師や大学の保健室看護師はどんなところでも残業なくほぼ定時で帰れる分野です。
医療とは違う業務内容になるため、時間に追われることなく余裕を持って働くことができるでしょう。
ママさん看護師が多い病院は定時で帰りやすい?
この他に子育て中の看護師が多く働いている職場も定時で帰りやすいです。
それは「理解」があるから。
お互いに子育てという家庭での重要な役割があるので、ダラダラ働くのではなくサポートをし合いながら定時に帰れるように工夫しているところが多い傾向にあります。