看護師みなみです。日常的に強いストレスを抱えている看護師は、仕事を頑張りすぎてうつ病になることも多々あります。今日は、うつ病になったら退職すべきか、続けるべきかについて書いていきます。
- 看護記録 - 観たいところをタッチ♪
適応障害、うつ病の異動はどうなっている?
うつ病で仕事に支障が出始めると、別の部署に異動を命じられることがあります。適応障害やうつ病がある人にとって、環境の変化はとても辛いことですよね。
看護師がうつ病になると、休職を勧める良心的な病院もあります。しかし、うつで仕事を休みがちな看護師は使いものにならないという理由から、辞めさせるために異動を命じる病院があるのも事実です。
ミスの異動はどうなっている?
うつ病だと、考え事をする機会が増えたり、夜間の不眠が増えて、日中の注意力が散漫になることがあります。これによって仕事でインシデントを起こし、異動させられることかもあります。
普通はミスをしたからといって異動させられるようなことはありません。そのようなことが横行していれば、病棟看護師は常に異動する人ばかりで、安定した看護の提供が出来なくなってしまうからです。
ミスによる異動なのか悩んだら、直接看護師長に相談してみることも必要です。案外、自分の思い過ごしということがあるかもしれません(^^)
異動時に退職・転職すべきか、それとも異動すべきか。
うつ病の時に異動命令が出たら、次の職場でうまくやれる自信がなくて、辞めたくなりますよね。病気によってやる気が出ないので、そう考えてしまうこともおかしくありません。
だとしても、すぐに退職という決断をするのはやめましょう。病気が治れば、また元気に働けるようになるからです。
もし異動後のことが不安だったり、異動後の仕事がきつければ、働いている部署の上司に思い切って相談することをお勧めします。その際、治療のために休職したいと、自分の意思を伝えることも大切です。
仕事に疲弊してうつ病になる看護師が後を絶ちません。しかし、うつで悩む看護師の支援にまで手が行き届かない病院がほとんどです。うつ病は誰でもなる可能性があるので、一人一人がメンタルヘルスについて正しい知識を持ち、毎日笑顔で看護できるといいですね(^^)