看護師のちぃです。
新卒とは違う既卒看護師の就職活動。現役看護師の場合はタイミングや流れなど迷うことも多いでしょう。今回は現役看護師の就職活動(転職)のコツについてお話します。
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転職活動をするまでにしておくべきこと
現役看護師は転職活動前にするべきことがあります。
既に職場に所属して役割りを担っている立場にありますので、簡単に辞めますというのはできないのがマナー。
転職活動をする前に、次のようなチェック項目があるのではないでしょうか。
- 就業規則から退職意思を伝える最適な期間を調べる
- 退職希望時期を決め、それに合わせて就職活動を進める
- 実際に現職場に退職意思を伝える
- 退職の日程を現職場で決める
- 退職後、すぐに就業開始できるよう、面接や合格後に新職場と調整する
ポイントは退職時期と就業時期の兼ね合いです。
こちらが変にずれてしまうと、どちらの職場にも迷惑をかける可能性があるので細心の注意が必要です。
退職意思を伝える期間の設定が長い場合には、退職意思を伝えて退職の日程を決めてから転職活動をするのが一番安心です。
既卒看護師の強み
既卒看護師の就職活動の強みは、なんと言っても「即戦力」!
現在は看護師不足が深刻な問題なため、看護師を募集している職場は「即戦力」を求めています。
看護師の基礎ができているのことは、分野や科が違っても就職活動で大きな強みになります。今までの経験を存分にアピールしていきましょう。
既卒看護師の弱み
一方で既卒看護師の弱みもあります。一番多いのは「退職理由」が弱みになってしまうケースです。
既卒看護師が転職活動をする際、前の職場を辞めた理由について聞かれることは覚悟しておきましょう。
内容により採用を控える職場もあるため、なるべく退職理由を伝える時には、マイナスイメージではなくプラスイメージになるようにすると◎。内容だけではなく、伝え方によっても印象は大きく異なります。
再就職のコツ
既卒看護師が転職をして失敗したエピソードは、実は非常に多いのが現状です。失敗しない再就職をするためには、まずしっかりとした情報収集をすることがポイントです。収入面や休暇の多さなどに目が行きがちですが、ピンポイントの情報だけに捉われずに、たくさんの情報を広い視点でみていくようにしましょう。
また、就職活動をする際に、退職日程や予定を正直に正確に伝えるようにしましょう。これはとても重要なことです。きちんと伝えることで真剣さや誠実さがアピールできますので、再就職成功へのカギにもなりえます。
就職活動で落ちた場合
就職活動で面接に落ちてしまった場合、焦らないのが重要です。とにかく焦って「どこでもいいから再就職先を探さなければ!」となると、必ず転職失敗の道にハマってしまいます。
就職活動をしながら働き、退職日までに再就職先を見つける現役看護師の転職は簡単なことではありません。
しかし、転職を決めた自分の動機や思いをしっかりと信じて、納得いくまで再就職活動を続けることが大切です。中には退職を先延ばしにしたり、退職自体を辞めるケースもあります。職場側が必要としてくれるのなら、甘えるのも一つの選択肢かもしれません。