呼吸器・アレルギー内科で働いたナースみなみです。
今回は、呼吸器・アレルギー内科の看護師について紹介していきます♪
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呼吸器・アレルギー内科病棟のの患者さんの特徴
呼吸器・アレルギー内科は「呼アレ」と省略されて呼ばれることもあります。
呼吸器内科の疾患では、肺がんや気胸、肺炎で入院している患者さんが多いのが特徴です。また、膠原病で入院してくる患者さんもおり、膠原病は女性が多いのが特徴です。
病棟には、「SAS部屋」といって、睡眠時無呼吸症候群の検査のために一泊で検査入院する患者さん専用の病室があります。大学病院や大きな総合病院にしかない設備なので、患者さんの検査予約は1カ月先までいっぱいです。
まれに結核の疑いがある患者さんが入院してきます。結核は感染するので、病室は常に陰圧になっており、病室から菌が外に出ないような特殊な構造になっています。患者さんに接する看護師が結核に感染するわけにはいかないので、入室時にはN95マスクを付ける等、感染対策を怠りません。
看護師のスキルアップとしても人気の資格です。
呼吸器・アレルギー内科病棟の看護師の仕事内容・役割(本音は大変なの?)
呼吸器・アレルギー内科病棟では、薬物療法をしている患者さんが多くいます。看護師は、適切な治療がスムーズに進められるよう看護を行なっています。退院前には患者さんの指導をすることも多いので、生活上の注意点についてわかりやすく説明するスキルも必要です。
呼吸器病棟には、肺がん宣告をされた患者さんや、治癒困難な膠原病で入院してくる患者さんが多いため、患者さんとのコミュニケーションにストレスを抱える看護師も多いのが本音です。
呼吸器疾患は様々ですが、看護師による異常の早期発見が大切です。
呼吸器は勉強になることも多いので、スキルアップを考えている看護師さんにはおすすめの職場です。
呼吸器の看護師の資格
呼吸器内科に勤務している看護師で、一定の条件を満たす場合、呼吸療法認定士の受験資格が得られます。呼吸療法認定士は、いわば呼吸器ケアの専門。呼吸器の解剖生理から疾病、治療や検査に至るまで、専門的な知識を身に付けていることが証明できます。
呼吸器・アレルギー内科病棟の給料・年収
給与は、他病棟の変わりありません。認定看護師や専門看護師の資格を取得すれば、手当を出してくれる病院もあるようです。