現役看護師みなみです。全国には17万件以上の医療機関があります。残念なことに、その中のいくつかはブラック病院と呼ばれることがあります。転職してからこんなはずじゃなかったと思わないように、今日はブラック病院の見分け方について書いていきます。
- 看護記録 - 観たいところをタッチ♪
常にたくさんの求人を出している
毎月30人の看護師求人を出しているような病院は要チェックです。毎月それだけの求人があるということは、辞めていく人が多いということでもあります。人間関係や異常に多忙な病院なのか、その他の理由があるのかはわかりません。
しかし、離職率が高い病院は看護の質も一定に保つことが出来ず、患者にとっても医療者にとっても居心地が悪い病院である可能性が高いですよね。
病棟に入った瞬間、嫌な臭いがする
病棟の臭いの原因は、患者の排泄物や口臭です。看護師が定期的に排泄介助や口腔ケアを行っている病棟なら、それらの臭いも防げることが出来ます。臭いがキツイ病棟は、看護師が忙しすぎて清潔ケアにまで手が回らないか、患者さんのQOLをさほど重視しない病院なのかもしれません。
入職前に必ず病院見学に行って、病棟の清潔さがどの程度であるか確認しておきましょう。
残業手当がない
残業代は、諸手当として既に決まった額が毎月給与に加算されている病院も少なくありません。月に3時間の残業でも、100時間の残業でも、支払われる手当が一緒だというもよく聞きます。また、求人票には残業手当の支給はあると書いてあっても、看護師長が認めた残業でないため、残業代支給の対象外だと言われることもあります。
仕事が終わらないのは自分の責任なのだから、残業代はつかないという病院が多いのも現状ですよね。面接の時に、残業代が支払われる条件について詳しく聞いておくことをお勧めします。
これらの条件に当てはまる病院が全て、ブラック病院だとは限りません。しかし、せっかく転職するなら、出来るだけいい環境で働きたいですよね(^^)転職後に成功するための判断材料の一つとして、参考になさってくださいね♪