看護師のちぃです。

看護師はどこの地域でも看護師不足で転職がしやすい職業と言われていますが、今回は看護師の転職可能な年齢について考えてみましょう。

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看護師の求人の年齢制限

年齢制限は求人情報によって大きく異なります。

規模の大きな総合病院や有名病院、地域の中核病院・公立病院・大学病院では、年齢制限が設けられているケースが多く見られます。

  • 29歳まで
  • 35歳まで
  • 40歳未満

などのラインが設けられていることが多いでしょう。

一方、規模の小さな病院・クリニック・診療所では次のように年齢制限が設けられていないケースが多いです。

  • 60歳未満
  • 年齢不問

また、地域によっても違いが見られます。規模の大きな地域・首都圏では年齢制限がある病院が多い傾向にあり、規模の小さな地域・過疎化している地域では年齢制限がない病院がほとんどです。

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年齢・経験を重ねてからの転職の注意点

ある程度年齢・経験を重ねてから転職するには、若手時代とは違った注意点もあります。

メリットは、

  • 臨床経験が豊富なため即戦力になれる
  • 積極的な看護ができる
  • スキルアップ・キャリアアップへの期待

などがあり、デメリットは、

  • 新しい病院では一番新人になること
  • 年下看護師に教わることも多くトラブルの可能性もある
  • 収入の変化
  • 今までの価値観や働き方とのギャップ

などがあります。

若手時代と違うのは、年下の看護師に教わることが多かったり、今までと違うことが多かったりすることをきちんと理解し、柔軟に受け止めていかなくてはならないこと。「今まで」にこだわりすぎるとトラブルの元になりかねません。収入も含めて全てが一から「新しいこと」と理解をし、経験はあるけど謙虚な気持ちを忘れないようにすることが大切です。

転職にチャレンジ!成功例

40歳で今まで働いてきた総合病院からクリニックに転職しました。

今まで働いてきた総合病院では、様々な分野での看護が経験できる一方で、一つの分野にとことん向き合うことができず、また業務に追われて患者さんとしっかりと向き合うことができないことが不満でした。
クリニックに転職したことで、やりたい分野の専門的な看護ができ、患者さんとも向き合いながら看護ができるようになったので、とても充実した仕事ができています。
収入もかつての経験をかってくれ総合病院よりも少しアップ!

クリニック1年生ですが、周りのスタッフとも和気あいあい楽しく働けています。

転職にチャレンジ!失敗例

37歳で、総合病院から総合病院に転職しました。

転職した理由は、収入アップのため。今までの経験と、同じ総合病院への転職ということから、それほど業務や看護スタイルに大差はなく苦労なく馴染めると思っていました。
しかし、それが大間違い。

収入アップは確かに実現したのですが、その分、忙しさも看護のスタイルも何もかもが以前に比べ悪くなりました。

  • スタッフの人数が足りずに残業ばかりの毎日
  • 人間関係・上下関係が厳しくスタッフの入れ替わりが激しい
  • 夜勤が多い
  • 抱える業務が多くやっつけ仕事になりがち

など、あげたらキリがないくらいマイナス面が出てきて、転職に後悔しています。態度の悪い若手看護師に偉そうにされて心が折れます。

このように目先の給料だけで転職を決めるのは失敗に繋がることもあります。

きちんと転職したい職場の情報をリサーチして納得してから転職するのが良いでしょう。

25~35歳くらいまでが転職するのにオススメかもしれません。